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🖥オンライン資格確認

2022年08月01日

監督官庁および各種関係団体からの要請により「オンライン資格確認」を導入しました。

正直言って、個人の開業医ではデメリットしかなく、メリットはほとんど感じられません。

患者さん側が「マイナンバーカード」に「健康保険証」を組み込まないと(合体、一元化)、

オンライン資格確認を具体的に運用することができません。

もし患者さん側が「マイナンバーカード」に「健康保険証」を組み込んで、医療期間の受付で

顔認証付きカードリーダーによる資格確認(本人確認を含む)することができた場合は、

・ 初診料          電子的保健医療情報活用加算    7点
・ 再診料          電子的保健医療情報活用加算  4点
・ 外来診療料    電子的保健医療情報活用加算  4点

本人負担割合(1割~3割)に応じて、窓口追加負担が生じてしまいます。

これ以上は、見えない外圧等の諸事情で明文化できませんが、患者さん側に実感できるメリットはなく、

中規模以上の病院(2次や3次)など、診療科が多く、患者数が多い、病院事務側のメリットしかありません。

また、マイナンバーカードを普及させたい政府や行政側の一方的な施策としか理解できません。

当院では諸般の事情で導入しましたが、運用については患者さんの声を聞きながら粛々と進めていきたいと思います。

 

#マイナンバーカードの健康保険証利用について(厚生労働省)

#マイナンバーカードの健康保険証利用について(マイナポータル )